もね先生のなすがまま【1話・新連載】ネタバレと感想/無職女子と変人BL作家との出会い

『もね先生のなすがまま』【1話・最新】のネタバレ

『もね先生のなすがまま』【1話・最新】のネタバレを紹介していきます。

BL作家編集の兄

両親を亡くし、からんは兄一人に育てられました。

その兄が、激務がたたって入院することになりました。

兄はBL作家さんを担当する編集者です。

兄曰く、担当する「もねちゃん」は天才作家さんだそうです。しかし、生活能力がなく、食事をきちんととれてないと心配しています。

そこで兄は、

『もねちゃんのメシスタントをやってくれ！』

と、からんに頼みました。

今まできてくれた家政婦さんは長続きしなかったらしく、気難しい人なのは予想できます。

しかし、新連載を絶対にヒットさせたいという兄の気持ちが伝わってきて、からんはOKしました。

BL作家の正体は？

もね先生の自宅に行くと、コンシェルジュ付きの高級マンションでした。

インターフォンを押すと、中から出てきたのは、男の人でした。

からんは部屋を間違えたかと思いましたが、

『男がBL描いてたらそんなにおかしい？　俺が櫻田（さくらだ）もね』

と、自己紹介されました。

もね先生は、自分は今はたまたまBLを描いてるけど、ひたすら取材を重ねてひねり出してるだけの凡才だと言います。

そして、

『脱いでくれる？』

と、言ってからんのシャツのボタンを外し始めました。

からんは抵抗すると、

『君　なにしに来たの？　俺の手伝いに来たんじゃなかったの？』

と、言われました。

兄からは、からんはなんでも手伝うと聞いていたそうです。

からんはこれも仕事だと覚悟を決めました。

もね先生の言う通り、からんはブラの上に白衣を羽織ってポーズをとりました。

もね先生はデッサンをとるための写真を撮りました。

からんはもね先生の視線が突き刺さるようです。

変わり者の作家さん

撮影が終わると、からんは一心不乱に食事を作りました。

しかし、翌日訪れると一口も食べてくれてませんでした。

もね先生は、仕事に集中して食べるのを忘れていたそうです。

しかし、せっかく作った食事もほんの少し食べただけで、あとはお菓子を食べていました。

生活能力がないというのは本当のようです。

体を張ったオシゴト

からんはもね先生の仕事部屋に呼び出されました。

すると、えっちな質問を次々にされるのです。

しかし、未経験のからんには質問に答えることができません。

からんが非協力的だと、もね先生に他の出版社で書くと言い出され、からんは

『先生の言うことなんでも聞きます！』

『あたしが先生のお願いにひとつ応えたら　作った料理ひとつ食べてください！』

と、お願いしました。

すると、もね先生はからんと０距離になりました。

抱きしめたり、触れてはいません。

しかし、息がかかるくらい近いのです。

からんはドキドキして、顔が赤くなってきました。

もね先生は、からんの表情を見ています。

そして、もね先生の左手がほんの少し太ももをなでました。

その手は、やさしく服の上をなぞり、上半身の一番敏感なところをつまみました。

からんは思わず声を上げてしまいました。

色気あふれる作家と経験０女子。さあ、この後どうなってしまうのでしょうか？この続きは本編でお楽しみください！
「姉フレンド」53号または分冊版1巻に掲載されています。